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2015年07月16日(木)
【マタニティマッサージ】『妊婦さんのむくみ』
妊娠中の「むくみ」は、ほとんどの妊婦さんが経験する症状のひとつです。
マタニティマッサージをする事で全身の血液循環をよくし、症状の改善をします。
妊娠後期にむくみやすい原因は血液量の増加
むくみは、体のなかに水分が溜まって腫れてしまう現象です。
塩分のとり過ぎや運動不足が原因になることが多いですが、妊娠後期のむくみは、血液量の増加が主な原因です。
お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれて、妊娠30週をピークとして、血液量は妊娠前の約1.4倍になるといわれています。
妊娠中は2人分の血液や水分を身体に抱えることになるので、むくみやすいのは仕方がありませんが、あまりひどいと妊娠高血圧症候群になるリスクもあるので、なるべくむくまないように日頃から気をつけて過ごして下さい。
【足を高い位置にあげる】
寝る時や休息をとる時に、20cmくらい高さのクッションなどを足の下においてみましょう。
仰向けに寝た状態で、両手両足を天井に向かってあげ、パタパタと10秒くらい振ってから眠るようにするだけでも効果があります。
【足を冷やさない】
下半身は、冬はもちろん、夏の冷房でもあっという間に冷えてしまうので、靴下やレッグウォーマーで体温調節をしましょう。
足先の冷えにはフットバスがおすすめです。
※足が濡れたままだと余計に冷えてしまうので、タオルで指の間までしっかりふきとり、すぐに靴下をはいてください。
【適度な運動】
ウォーキングなどは、滞りがちな血流の改善におすすめです。
膝を伸ばして、足を遠くに出して、踵から着地するよう意識することで、ふくらはぎの「ポンプ機能」がしっかり働き脚のむくみやだるさの解消してくれます。
※妊娠後期は運動不足になりがちですので、短い時間でも毎日コツコツとウォーキングしてみましょう。
※無理は禁物なので、自分の体調をみながら、余裕をもって歩くことを心がけましょう。
【マタニティマッサージ】
マッサージでする事で全身の血液循環をよくよくし、症状の改善をします。
・ 肩こり、腰痛、むくみを和らげたい。
・ 身体のだるさをほぐし、楽にしたい。
・ 足のむくみを和らげたい。
・ リラックスできる時間が持ちたい。そんな時はマタニティマッサージ(^^♪
【塩分を控え、カリウムの多い果物などを補う】
妊娠中は塩分を控えた食事をしましょう。
塩分に含まれるナトリウムが体内で一定の濃度に保とうとするので、必要以上に摂取すると、薄めようとして水分を体に多く取り込んで、むくみやすくしてしまいます。
食事中の塩分をできるだけ控えるのはもちろんですが、余分なナトリウムを体外に排泄してくれるカリウムを多めに摂取するのも、むくみ解消には効果的です。
カリウムはパセリ、納豆、こんぶ、バナナやリンゴといったフルーツに多く含まれています。
もちろん積極的なむくみ解消をするのも大切ですが、何より、無理をしないことが一番のむくみ対策になります。
疲れを感じたらこまめに休憩をとるなど、リラックスして日々を過ごしてください。
また、妊娠中のむくみは、出産とともに自然に解消されますので、心配しすぎないでください。
お読み頂きありがとうございました。
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