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2015年07月21日(火)
【マタニティマッサージ】『妊婦さんと腰痛①』
妊娠中は身体がどんどん変化していきます。
妊婦さんにとって、いつもと違う身体の様子に戸惑うことも多いでしょう。
さまざまな変化が起こる中で、妊婦さんを悩ませる症状のひとつが腰痛です。
腰痛が起きると、動くのもおっくうになり、じっと寝ていられないほど辛くなる場合もあります。
そこで、妊婦さんの腰痛を解消するための、さまざまな対策案をご紹介します!
【原因】
腰痛を感じる妊婦さんは、たくさんいらっしゃいます。
今まで全く腰痛を感じたことがないというかたも、妊娠を機に腰痛を感じるようになったという場合もあります。
では、なぜ妊婦になると腰痛を感じるようになるのでしょうか!?
おなかの重みを支えるのもありますが、ホルモンの影響が関係していいます。
妊娠すると、妊婦の身体は赤ちゃんを育てるための環境を整え始めます。
妊娠初期に活発に分泌されるリラキシンというホルモンは、骨盤周りの靭帯をゆるくさせる働きがあります。
これは、赤ちゃんを育てるためのスペース作りと、出産時に産道を通るために作用します。
ただ、骨盤周りの靭帯が緩むことで、腰周りが不安定になります。
だから、腰痛が発症してしまうのです。
【骨盤と腰痛】
骨盤周りの靭帯が緩むと、関節とのバランスが不安定になります。
骨盤は、2つの腸骨、仙骨で形成されていますが、仙骨は背骨とつながっており、腸骨は股関節で脚と接続しています。
このことから、骨盤の靭帯の緩みは全身に影響してくるのです。
バランスが崩れることで、筋肉が緊張し、それが腰痛の原因となってしまいます。
【緩んだ靭帯はベルトで補強】
妊娠中は、ホルモンの影響で骨盤周りの靭帯が緩み、腰痛が引き起こされます。
このケースの腰痛対策としては、ベルトで靭帯のサポートをすると良いです。
骨盤ベルトを巻きつけることで、腰痛を解消しやすくなります。
※きつめに巻きすぎるとお腹まわりを圧迫してしまうので、医師と相談しながらベルトを調整していきましょう。
また、ホルモンの影響で靭帯が緩んでも、ある程度筋肉がついていればサポートすることができます。ウォーキングなど、無理のない範囲で軽めの運動を持続できるようにしましょう。
※歩くことで腰痛が悪化するようなら安静にするべきです。もともとの筋肉量が少ない場合や、靭帯が強くない人の場合、運動により腰痛の痛みが強く出るケースがあります。
お読み頂きありがとうございました。
妊娠中の肩こり・腰痛や疲れ、だるさ、むくみなどにお悩みでしたら、
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